模型屋と3DCAD

image&model 建築模型制作を始めた頃は2DCADすら一般的になる前 現在は3DCADを利用しています。

2014年07月

激落ちくん

建築模型の材料としてもっとも一般的なスチレンボードですが、
この時期 プレスしてないと大きく反り返り使い難くなります。
そんなこともあり平滑性のある硬質スチレンペーパ3mm厚をよく使います。
ただ、この材質の難点はキラキラした光沢があり形を見る白模型としてはちょっと不向き。
そこでこのキラキラ面を通称激落ちくんとよばれるメラミンフォームで擦ることでキズも付かず艶消しにできます。
 model006

このメラミンフォーム 実はもう一つ建築模型作りに使えそうと考えてる用途があります。
メラミンフォームをカッターで切ってみると気持ちよくサクッと思った以上に綺麗に切れます。
ならばちょっと直線に切る道具を工夫して作ればそのブロックを街区模型の建物にできるのでは...
スタイロフォームと違って角ぶつけても復元するしー。

 

3DCGデーター

スケジュールの問合せメールが入り、再開発地区オフィスビル プレゼン模型の依頼。
提供された基本設計のPDF図面とパース、dwg図面から まず街区と配置図を合わせ
さらにgoogleMap画像も重ねて製作範囲の確認をします。この打合せで1/300 700mm角に決定。
外壁の意匠については変更の可能性ありそうなので街区と建物のボリュームモデリングから準備に入ります。
ここで3DCGのデーターあるからとの連絡で.3dsファイル形式で提供を受けますが..
やはり読込んでみると図面と結構ズレてる。
CG用とすれば問題ないのでしょうが模型制作では正直使えません。
BIMになるとこの辺も効率的になるんでしょうか。

螺旋スロープ

縮尺1/50で展示用タワーマンション駐車場棟の部分製作 
材料は低発泡塩ビ板 厚2mm 塗装仕上げ
資料は基本図面とCGでだいたいの形状表現で良いとのこと

柱との取り合いがなんだかおかしいけれど模型として成立するための調整をしながらモデリングします。
fz005
3Dから展開図にした車路、側壁 そしてサポート材(こちらはスチレンボード)を切出し
サポート材を使って柱なしで車路と側壁の仮組みをします。
水平、垂直の位置関係を正しく整えて接着するとスロープの形状が出来上がり
接着がしっかり固まってからサポート材をはずして塗装ののち再び組み立て柱を通し固定すると完成。
model005
 
曲げや捻りのクセをつけて組みますが 戻りが起こるのでそこは経験で微調整しながらの組み立てです。(写真の撮り方が悪くねじれのある路面がほとんど解らない...)

ギャラリー
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